当院では「地域包括ケア病床」の運用を開始致しました。

「地域包括ケア病床」とは、手術や集中治療等の急性期治療を終えられた入院患者さんに対し、住み慣れたお家や施設への復帰を支援する病床のことです。現在、地域包括ケア病床を10床開設し、ご利用頂いています。

当病床の対象となる方は次の通りです。
①入院治療により病状は改善したが、もう少し経過観察が必要な方
②病状が安定し、復帰に向けたリハビリテーションが必要な方
③自宅や施設への退院に向けた療養準備が必要な方
上記のような方等に対し、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ等が協力して在宅復帰への支援を行います。

患者さんの状態に合わせた十分な支援が可能です（入院期間は最大60日）。
また、入院費については、一般の病床とは異なり、1日あたりの定額料金となります（室料差額等、特定の料金を除く。）。前期及び後期高齢者の方は、月の医療費の上限額が定められていますので、一般病床利用時と概ね同じような金額となります。

自宅や施設への復帰に向けた準備等、有効に当病床をご利用ください。
詳しくは、当院医事係にお問い合わせ頂くか、現在の入院先の病院スタッフにご相談ください。

地域包括ケア病床ご紹介のチラシもご覧ください。