当医療センターでは、多職種にて構成する「骨粗鬆症対策チーム」を立ち上げています。
これに基づいて、この度、12月2日(月曜日)より医師や看護師、薬剤師、診療放射線技師、理学療法士、管理栄養士など多職種協同(※1)による骨粗鬆症の治療を開始しています。
これは、外来に通院される患者のみなさまの中で骨粗鬆症の疑いがある方に対して、医師の診察と高性能の骨密度測定装置(※2)による腰椎と大腿骨の骨密度測定を行い、治療の必要があると判断される方に対して、栄養指導、薬剤指導、運動指導など積極的な治療を行うものです。
骨粗鬆症の早期発見と早期治療は、転倒時等の骨折リスクの低減や生活の質の維持につながります。
ちょっとしたことで骨折されたご経験がある方、最近背が縮んだ気がするなど、気になる症状がある方は、看護師等スタッフにお気軽にお声かけください。
※1.当医療センターには、日本骨粗鬆症学会認定「骨粗鬆症マネージャー」が2名(診療放射線技師1名と
理学療法士1名)在籍しています。
※2.全身用X線骨密度測定装置(GE製Chorale/2019年9月導入)による骨密度測定は約10分で終了します。
撮影時に痛みは伴いません。