放射線技術科では、人体内部のさまざまな臓器の形態や骨の状態を、医療機器を介して診断に有用な画像情報として提供しています。
放射線業務には、診療放射線技師2名で対応し、医師や看護師等とチーム医療で連携し、業務にあたっています。
■開業医等の先生方へ「受託検査」のお知らせ
当院では、医療機器の共同利用による「CT検査」及び「骨密度検査」の検査受託を行っております。
当検査受託については、患者さんは撮影のみで時間的負担も少なく、初診料等の費用負担もありません。結果は即日出力し、患者さんを通じて貴院に報告致します(CTレポートは翌営業日報告)。この機会に、ぜひ当院「CT検査」「骨密度検査」受託検査のご利用をご検討下さい。
・共同利用検査依頼書【PDF】(様式)
・共同利用の流れ(CT/参考) ※骨密度検査もほぼ同様です
CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
2023年(令和5年)2月に、従来の8列のCT装置から、マルチスライスCT装置(80列)に更新いたしました。
高性能な装置により、従来に比べ広範囲に細かく撮影することができます。また、被曝線量の低減と撮影時間の大幅な短縮が実現しました。
CT撮影の画像診断は放射線科医(遠隔診断)により、実施しています。
一般撮影は、胸部や腹部の状態、骨折の有無等を調べる検査です。
2023年(令和5年)2月に、一般撮影装置を更新し、2023年(令和5年)3月にCR装置をFPDシステムに更新しました。従来に比べ、高精細な画像を提供しています。また、被曝線量も大幅に低減しました。
X線テレビ装置は、透視しながら検査・処置を行う装置です。チューブの挿入・交換、造影検査などを行っています。
2009年(平成21年)3月から新規にPACSシステムを導入しました。画像診断ワークステーションを使用し、撮影後は各科でのモニター診断が可能となりました。
2019年(令和元年)9月に、導入いたしました。
この装置により、脊椎部と大腿骨部の骨密度を測定します。
※2021年(令和3年)より、豊岡市主催の骨粗鬆症検診の撮影にも使用しています。