人工呼吸器や除細動器などの専用の医療機器を備え、
救急専門医と看護師を乗せ、直接、緊急患者の元に向かう
専用のヘリコプターのことです。
⇒ 空飛ぶ救命室
ドクターヘリを用いる最大の利点は、緊急患者のいる救急現場に医師・看護師を素早く送り届け、すぐさま救命処置を開始し、 適切な医療機関への迅速な搬送が可能になることです。一分一秒を争う緊急患者の適切な治療が、いち早く行われるこにより、救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果が期待されます
ドクターヘリは、時速200キロから250キロで飛行できるため、常駐する豊岡病院から、30km圏内を9分、50km圏内を15分、70km圏内を21分で医師・看護師を乗せ、移動することができます。
これにより、治療開始時間の短縮が図れ、救命効果を高めることができます。
原則として、豊岡病院から半径50km圏内にかかる消防本部の管轄区域とします。 ただし、ドクターヘリによる搬送が医療上有効と認められる場合や災害時には、その他の地域へも出動します。
原則、午前8時30分から17時30分まで、365日毎日運航します。ただし、霧や雪、強風などの悪天候の場合は運航できません。
一般の方が直接要請することはできません。119番通報を受けた消防署がドクターヘリの出動要請をします。
医師2名・看護師・操縦士・整備士が各1名の計5名が搭乗します。緊急患者は最大2名まで、付き添いの方は、どうしても必要な場合のみ医師の判断で1名乗ることができます。
救急現場や機内で行った医療行為については、一般の病院と同じように、医療費の一部が緊急患者の負担となります。
原則として、あらかじめ指定された公園や校庭などの臨時発着場(ランデブーポイント)に着陸します。
原則として、ドクターヘリの基地病院である豊岡病院但馬救命救急センターに搬送します。ただし、医師が搬送患者の容体や搬送時間等を考慮して、他病院に搬送する場合もあります。
ドクターヘリが近くに着陸する場合は、速やかに待避してください。また、着陸後は救命治療を行いますので、近寄らないようにお願いします。
公立豊岡病院ドクターヘリ運航要領(改正第8版) 【PDF:624KB】
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