地域の皆様の健康を守る中核医療機関としてより質の高い医療の提供と患者サービスの向上を目指しています。
公立豊岡病院組合は、医療行政を共同処理するため、豊岡市と朝来市により設置された特別地方公共団体です。豊岡病院を中心に、但馬地域内で日高・出石・朝来の4病院を運営しています。診療圏全体としてのマクロの医療施策を考え、それぞれの地域や規模で機能を分担しながら、都会から離れたこの地域に「医療過疎」を生じさせないという使命のもと、地域住民の皆様により良い医療を提供できるよう努力しています。
豊岡病院は明治4年(1871年)に豊岡県医局として開設されました。国内では2番目に歴史のある公立病院です。但馬医療圏の基幹病院として各種専門診療科による高度医療・急性期医療を提供し、地域住民の健康と生活を守っています。
機能としては、但馬救命救急センター(ドクターヘリ・ドクターカー等)、但馬こうのとり周産期医療センター(地域母子周産期医療センター)、がん診療連携拠点病院、感染症指定病院などの指定を受けています。
日高医療センターは、総合診療科(内科)・外科・産婦人科・眼科及び人工透析を中心としたケアミックス型病院として一般医療の他に生活習慣病に対する医療や慢性期医療を提供しています。
人工透析センター、眼科センター、健診センター、訪問看護ステーションなど他の組合立病院にはない機能を持っています。
出石医療センターは、地域のプライマリ・ケアを担い、急性期から慢性期疾患の診療、救急、訪問診療、健診など、小規模ながら地域に密着した医療を提供しています。
福祉ゾーン内の医療機関として、地域包括支援センター、特別養護老人ホーム、老人保健施設、眼科クリニック等との連携にも力を入れています。
朝来医療センターは、朝来市唯一の公立病院で総合診療科、外科、整形外科を中心に、急性期から回復期の入院診療・専門外来診療を提供しています。
地域包括ケア病床を持ち、隣接する保健センターや医師会と協力し、地域一体となった地域完結型医療の構築に力を入れています。