患者さま中心の看護を提供するためには、チーム医療は欠かせません。
各現場では医師や看護師など様々なスタッフが連携し、カンファレンスや回診などの活動の場を通して情報を共有し、個々の役割と責任を果たしています。
看護師はそれぞれの専門スタッフに患者さんの様子を伝え、より効果的な治療となるよう、チーム医療のキーパーソン的役割を担っています。
ワーキングメンバーは看護師や薬剤師、医療安全管理者、管理栄養士、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、事務職員などの多職種で構成されています。
臨床現場の倫理的問題に対するコンサルテーションの対応を行い、倫理的問題を身近なものとして気軽に相談できる、解決の糸口を見つけるための場として活動をしています
「治療優先」ではなく「患者の権利や尊厳」を掲げた医療を目指しています。
栄養状態を判定し、その患者に最もふさわしい栄養管理を指導し、患者の治療、回復、退院、社会復帰を図ることを目的として活動をしています。
嚥下障害のある患者に対し、摂食嚥下機能療法を実施し、改善率上昇に向け取り組んでいます。
NST研修を受けた医師・看護師・管理栄養士・理学療法士等が中心となり、チームでカンファレンスを行い、そこで検討した患者の栄養状態回復に向けた対策等を、主治医へ提案し治療に繋げています。
リンクナースは褥瘡対策委員会と各部署を繋ぐ役割を持ち、自部署でリーダーシップを発揮し、現場のスタッフと指導に当たっています。
毎月開催される褥瘡リンクナース会では、褥瘡予防ケアを検討したり、具体的な技術獲得に向けて勉強を行い、学んだことを各部署にフィードバックしています。
毎月ラウンドを行い、有効なポジショニングが行えているか、エアマットは適切であるか等のケア方法を確認し、患者さんの褥瘡予防・早期治癒を目指し活動をしています。
「リエゾン」とは、フランス語で「連携・橋渡し・つなぐ」を意味する言葉です。神経科リエゾンは、身体疾患で入院中の患者さんにみられる精神症状(不安、不眠、せん妄、抑うつなど)のメンタルサポートを行います。
精神科医師、薬剤師、看護師(精神看護専門看護師・認知症看護認定看護師)による多職種チームで回診、カンファレンスを行い、各科スタッフと「連携」しながら薬物療法やケアについて検討します。
院内全体で感染対策を行うために、看護部とコメディカル部門が一緒に活動しています。
自部署の手指衛生や、個人防護具の着脱、環境整備などを見直し改善するよう、感染対策を推進する役割を担っています。
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・臨床検査技師・事務職員などの多職種で、糖尿病重症化予防対策に向けた取り組みを行っています。
糖尿病患者や地域住民およびスタッフに対する、糖尿病重症化予防に関わる啓発活動、療養指導なども行っています。