診療科・部門のご紹介

内分泌・糖尿病内科

診療科紹介

・代謝性疾患(糖尿病、二次性糖尿病、高脂血症、脂肪肝、メタボリック・シンドロームなど)、 内分泌疾患(甲状腺
 疾患、副腎疾患など)を中心に、診断と治療を行っています。
・糖尿病に関しては、1週間と2週間の2つの教育入院コースをクリニカル・パスに沿って行い、 血糖コントロール改
 善と共に、合併症の積極的検索を行っています。
・関連する他診療科と協力して、糖尿病網膜症、腎症、神経障害、壊疽、歯周病などの糖尿病合併症や虚血性心不全、
 脳血管障害、末梢動脈閉塞症などの動脈硬化性合併症に対して、全人的かつ総合的な診療を心がけています。
・毎週金曜の午後、糖尿病透析予防外来を設けて、腎臓病の予防に努めています。
・内分泌診療に関しては、主にバセドウ病、橋本病等の甲状腺疾患や下垂体疾患、原発性アルドステロン症、クッシン
 グ症候群、褐色細胞腫などの副腎疾患を診療しています。
・院内では、管理栄養士・薬剤師・看護師・臨床検査技師など多職種のチームによる、患者のみなさまの自己管理行動
 の継続的サポートを行うとともに、糖尿病教室を企画しています。
・最近では、豊岡市糖尿病予防重症化予防会議に参加し、地域全体の糖尿病発症及び重症化予防の取り組みを進めてい
 ます。

最近の診療実績

◆2019(R01)~2023(R05)年 (1月~12月)

1.患者数

  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
入院患者数 702人 641人 705人 535人 513人
外来患者数 8,300人 7,982人 7,954人 7,797人 7,632人

2.算定件数

  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
在宅自己注射指導管理料 2,284件 2,058件 2,120件 2,126件 2,176件
糖尿病透析予防指導管理料 63件 29件 16件 10件 12件
皮下連続式グルコース測定 123件 136件 85件 58件 117件
持続血糖測定器加算 44件 68件 74件 96件 108件

学会施設認定

 ・日本内科学会認定教育施設
 ・日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
 ・日本高血圧学会認定教育施設

研究等

・当科の臨床研究について

・高血糖の放置は腎機能低下のリスクに直結します

中年肥満男性における血糖値スパイク(健診ではわからない隠れ高血糖)の頻度

・Hyperglycemia during continuous glucose monitoring in obese/overweight male individuals without diabetes( ManuscriptTable)【Journal of Diabetes Science and Technology 2021, Vol. 15(5) 1198–1199掲載】

 

スタッフ

医師名 岸本 一郎 / KISHIMOTO , Ichiro / 1988(S63)卒
役職 病院長補佐 兼 部長
専門 糖尿病、内分泌、高血圧
認定 ・一般社団法人 日本糖尿病学会 専門医 指導医 学術評議員    
・一般社団法人 日本内科学会 総合内科専門医 指導医 近畿支部評議員
・特定非営利活動法人 日本高血圧学会 専門医 指導医 評議員
・一般社団法人 日本内分泌学会 評議員
・一般社団法人 日本循環器学会 専門医
・一般社団法人 日本肥満学会 評議員
・一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医 指導医
・臨床研修指導医
医師名 和田 里美 / WADA , Satomi / 2010(H22)卒
役職 医長
専門 糖尿病、代謝・内分泌内科
認定 ・一般社団法人 日本内科学会 認定内科医
・一般社団法人 日本糖尿病学会 専門医
・日本静脈経腸栄養学会 TNT
・臨床研修指導医
医師名 小倉 優花 / OGURA , Yuka / 2021(R3)卒
役職 医員
専門 一般内科
医師名 恒成 徹 / TSUNENARI , Toru / 1979(S54)卒
役職 顧問
専門 内分泌代謝
認定 ・一般社団法人 日本内科学会 総合内科専門医
・一般社団法人 日本内分泌学会 内分泌代謝専門医
・一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 暫定指導医
・日本医師会医師会 認定産業医
・臨床研修指導医

※恒成徹医師は、朝来医療センターにおいても、外来診療(内科)を担当しています。